コロナ禍にハワイから日本へ!PCR検査・機内や空港の様子・隔離生活まとめ。

2020年12月初旬、コロナが流行して以来、はじめてハワイから日本に帰国しました。

今回は、コロナ禍における空港や飛行機の状況、成田空港でのPCR検査について、実際に体験したことをまとめてみました。

今後海外に渡航される方、海外から帰国を検討されている方の参考になれば幸いです。

ちなみにハワイへは、事前に指定医療機関で検査の上、陰性証明書を持つ人の入国後の隔離は免除されていますが、外務省は感染症危険レベル「レベル4(渡航自粛勧告)」としており、帰国時の14日間の自主隔離が必要となります。(2020年12月現在)

ハワイから航空便について

flight今回は日本航空(JAL)とハワイアン航空の共同運航の臨時便で、ホノルルから成田までの直行便で帰ってきました。

片道で予約をしましたが、フライト料金はコロナ禍による利用客減少のためか、エコノミーで4万円前後、ビジネスクラスで15万円前後と通常期とくらべるとかなりリーズナブルな料金設定となっており、ビジネスクラスで帰国しました。

ハワイからの羽田行きの便は、日にちが限定されており、帰国した日は直行便は、成田空港行きの1便のみでした。

ホノルルの空港はコロナ前に比べたらかなり空いていますが、ハワイアン航空の国際ターミナルは、国内線やハワイの離島に行く人も利用するため、比較的混雑していましたが、チェックイン機は待たずにスムーズに利用できました。

機内の様子について

機内の様子について、もともとビジネスクラスは座席数が少ない上、2席以外は埋まっていたため、少し不安も感じました。

プレミアムエコノミーは2人以外は空席で、エコノミークラスも真ん中の列を開けているようで、予想していたより乗客がいましたが、満席ではないようでした。

食事サービスもコロナ前と同じように提供されましたが、フライト中は食事、飲食中以外はマスクの着用が義務付けられています。

食事などのサービスは、普段と変わらない様子で出てきましたが、キャビンアテンダントは、乗客とのコンタクトを最小限に抑えているということでした。

ハワイアン航空はビジネスクラスに乗ると、以前は着陸前にホノルルクッキーのサービスがありましたが、コストの削減のためか今回はそのサービスがありませんでした。

ちなみにホノルル空港にある2つのラウンジは、両方ともオープンしていました。

帰国時に必要な書類について

搭乗前と機内で、「質問票」と「健康チェックカード」という紙が配られました。

「質問票」にはQRコードがあって、そこから滞在していた国、便名と席、日本での滞在先など必要な情報を入力します。

入力した後に発行されるQRコードの写真・スクリーンショットを撮っておいて、そのQRコードを入国時に提示する必要があります。

到着してから空港で入力することもできますが、搭乗前に済ませておくとスムーズです。

「健康チェックカード」は、過去14日以内にどこの国にいたかと、何か該当する症状があるかなどの簡単な質問を直接用紙に回答します。

成田空港到着からPCR検査まで

成田に到着後、飛行機から降りて少し歩くと「健康チェックカード」を提示するブースがあります。

その後、PCR検査場を通り、個別に仕切られたスペースで、渡された容器の一定の線まで唾液を入れます。

壁には、唾液を促すように梅干しやレモンのイラストがありました。

係員の方にそれを渡し、割り振られた番号シールが「健康チェックカード」に貼られます。

待機場所まで移動して、一つ一つ離れた椅子に座って自分の番号が呼ばれるのを待ちます。

一回目に呼ばれる際は、上記の「質問票」のQRコードを提示します。

ここの待機場所には、外国人がたくさんいました。

また別のエリアの椅子に座り、検査から約1時間待ってようやく私の番号が呼ばれました。

陰性の結果が出ると、オレンジの紙が渡されて、入国ゲートを通り、荷物受取、税関手続きとなります。

入国後の移動

無事にPCR検査が終わって入国してから14日間の自主隔離が必要になり、公共機関使って移動ができないので、予約をしていた成田空港近くのホテルへは、検疫所が用意した専用シャトルに乗る必要があります。

バス停が一番端にあり、シャトル乗り場の場所がとても分かりにくかったです。

運行は9:05から23:05まで1時間に一本とありますが、いつ来るのかが分からず、結局寒さの中、外で1時間立って待っていることになりました。

私は夜10時ごろでしたが、他に待っている人は2人しかいなかったので、あれだけ空港にいた人はどこに行ったのか不思議に思いましたが、ビジネストラックで来ている外国人などは、この専用シャトルに乗ることはできないようです。

シャトルは無料でしたが、前述の陰性結果のオレンジの紙がないとシャトルに乗ることができないので、くれぐれも無くさないように注意が必要です。

ホテル到着後

専用ホテルでやっと日航成田ホテルに到着してチェックインした際に、館内のコンビニとレストラン以外は行かないようにと指示されましたが、朝食はビュッフェで食べることができました。

使い捨てのビニールの手袋が支給されるので、それを着用してブッフェを取るようになっています。

私は日航成田ホテルに一泊して、親戚に車で迎えに来てもらい、新横浜プリンスホテルに移動しました。

同じく館内のコンビニとコインランドリー以外は行かないよう指示されました。

掃除サービスはなく、3日に1回ゴミと使用済みタオルを回収してくれるようです。

ちなみに利用したいずれのホテルも、GoToキャンペーン対象でかなり割引になりました。

厚生労働省からの電話

成田空港に到着後、厚生労働省のラインに登録しておいたら、番号非通知で帰国6日目に自動音声で着信がありました。

本人か(同居人家族か)どうかと、37.5度以上の発熱があるかと、コロナの症状があるかだけ聞かれて、音声で回答するシステムで、とてもシンプルでした。

2週間できるだけ外出を控えるようにとのことで、自動音声の電話が終了しました。

まとめ

成田空港でのPCR検査は、全体的にはスムーズな流れて、待ち時間も予想していたよりも短かったですが、寒い冬に専用シャトルを外で1時間待つことになり、それがもっとも疲れました。

シャトルの時間や場所を、もう少し分かりやすく明示してもらえると助かるなと思いました。

コロナ禍で不便なこともありますが、空港での人の動きは以前と比べると圧倒的に少ないので、さほどストレスはなかったです。

※記事内容はレポート時点の情報になり、あくまでも個人的な見解、体験になりますので、予めご了承ください。