コロナ禍でハワイ旅行は安全?ハワイの現地から最新情報をレポート!
日本人観光客から人気のあるハワイは、新型コロナウイルスの影響で、行きたくてもなかなか足を運べず、さらにコロナ禍でハワイに行っても大丈夫なのか、ハワイでのコロナの状況も気になるところです。
2020年10月27日のハワイ州知事の発表によると、日本からの観光客は、到着72時間以内の検査結果で「陰性であること」が証明できれば、2週間の隔離制限の免除を検討しているとのことです。
そこで今回はハワイ在住の私が、実際にハワイ生活を通して、ハワイでのコロナの状況、感染対策などについてまとめてみました。
ぜひこれからハワイに行かれる方は、参考にしてみてください。
ハワイの感染状況
2020年10月に入ってから、ハワイ州(ハワイの全島々を含む)の1日の新規感染者数は100件以下の日が続いており、ここ1週間の1日の新規感染者数の平均は91件でした。
ハワイは3月の早い段階からロックダウン、そして観光客の受け入れを2週間の隔離を義務付けることで封じ込めを行いました。
アメリカ本土と比べると比較的感染状況は比較的低い水準をキープしつつも、7月あたりから再度感染者数が増え始め、2回目のロックダウンが行われました。
ハワイ州は感染状況によって4段階で評価をしており、2020年10月現在2段階目となっています。
日用品や食料品のお店だけではなく、アパレルショップやレストランなども、感染拡大前とほぼ同じ状況で営業を再開しています。
ただし店内の面積により、一度に入店できる人数が制限されるため、お店によっては、外で列を作って入店を待つ必要がある場合もあります。
ハワイはアメリカ本土と比べると、街中での義務付けられているマスクの着用率も高く、基本的には市民が決められたルールを守っているという印象です。
レストランなどは、入店時に検温や連絡先の記入が必要となっており、そのルールも徹底して行われています。
アクティビティ・エンターテインメントの営業状況
コロナの感染拡大を防ぐため、一時閉鎖されていた国立公園やハイキングコースなどは、2020年10月現在は開放されています。
2020年10月現在、2段階目にある今では、ビーチにも一度に5人以内のグループであれば海に入ることもできるので、少ない人数であればビーチで遊ぶことも可能です。
またサーフィン、シュノーケリング、水泳など水中でのアクティビティは許可されています。
ツアーのボートなども大半が運行しているようですが、人数の制限などがあるため、事前に確認をすることをおすすめします。
ただし日本人観光客に人気の「ハナウマベイ」や「ダイアモンドヘッドのハイキングコース」は10月現在でもクローズされています。
ちなみにハナウマベイはコロナ禍に閉鎖したこともあり、より水質がきれいになり、透明度も上がったようですが、入場料の値上げも検討されているようです。
またノースショアにある「ドールプランテーション」や、「ポリネシアン文化センター」も10月現在は閉鎖されています。
映画館は営業していますが、マスクの着用、飲食の持ち込み禁止、席の間隔を開けるなど、コロナ感染拡大を防ぐためのルールが決まっているようです。
ホテルなどの宿泊・移動手段について
2020年10月現在、日本人からも人気の高い「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」、「フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ」、「ロイヤル ハワイアン ホテル」、「シェラトン ワイキキ ホテル」、「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」などのホテルはまだ閉鎖しているところが多いですが、「アロヒラニ リゾート ワイキキ ビーチ」や「アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」など、営業をしているところもあり、日本人にお馴染みのホテルも、施設ごとに状況が異なるようです。
なお大半のホテルは、2020年11月、12月以降に再開するところが多いようです。ホテルは、基本的には除菌やクリーニングなどの対策を徹底しており、安心感があります。
リーズナブルに宿泊できることで知られる「エアービーアンドビー(Airbnb)」などは短期宿泊などに制限されているところもあるようです。
また個人のオーナーが管理していることが多いため、コロナ対策もオーナーによって差があることもあるようです。
ハワイでの移動は、やはり除菌対策がなされたレンタカーがおすすめですが、公共交通機関の利用はマスクの着用が義務付けられています。
ただハワイのバス内での感染が実際にあったようなので、利用は最小限に留めることがベターです。
タクシーや、個人が運営する格安タクシー「ウーバー(UBER)」は、ドライバーと乗客のマスクの着用、車両の除菌などを徹底しているようなので、私も最近利用しましたが特に問題ありませんでした。
まとめ
ハワイ州はアメリカ本土と比べ、ルールが比較的守られており、それに伴いアメリカ本土比べると感染拡大が少なく、日本と何ら変わりなく過ごすことができると感じています。
また電車が走っていないことから公共交通機関での移動が少なく、オープンエアのレストランが充実していること、屋外でのアクティビティが多いことから、比較的コロナ感染リスクの低い場所だと言えると思います。
コロナ禍とはいえ、観光客が少なく、そういう意味でも密を避けられるので、2020年10月現在の状況だったら、十分に滞在を楽しめると思います。
セールをしているお店も多いので、ショッピングを楽しむのにも最適で、日本で人気のブランド品がより安く買える可能性もあります。
ハワイ州のコロナに対するルールは、変動もあるので、最新の情報を確認してお出かけください。
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